24時間365日会員様を支えています
2025年11月28日支援レポート
支援員Oです。親子で同じ施設に入居されている会員T様(父親)のお話です。ある日、呼吸困難を訴え夜間に緊急搬送されました。きずなの会が到着すると、青白い顔をされ、自分のことより「遠くから来てもらって、時間を取らせてしまい申し訳ない。随分と待たされただろう?」と、こちらを気遣うお言葉をいただきました。
T様は心不全があり、骨髄腫による貧血もあります。検査をすると、医師の判断で暫く入院し、治療と輸血をすることになりました。 余程苦しかったのか「もう、どうなってもいいよ。この歳だし・・・」と、弱音を吐くほどでした。「施設で息子様が待っていらっしゃいますから、頑張って治療して帰りましょう!」と、声をかけると気持ちが切り替わったようで「息子を残して、先には逝けない」と、おっしゃいました。T様に「お困りの際は、いつでも、遠くであろうが、夜間であろうが、気にせずに頼ってください」と、お伝えすると「急に何かあっても息子には、頼めないから本当に助かったよ。これからも、どうかひとつ頼むよ!」と安心され、病棟に上がられました。きずなの会は、これからもT様親子を支えます。

