★☆支援レポート☆★ ~最後のお見送り~

支援員Sです。
山の木々が美しく華やかな季節になりましたが、皆様いかがお過ごしですか。

今回は、2年前(2020年12月17日 横浜支局 支援報告)にご紹介しました会員E様の、その後についてのお話となります。

2020年にきずなの会が身元保証人となり入院をされ、療養生活を送られていました。
今年の夏に病状が悪化し、残念ながらご逝去されました。
生前、ご自宅の家財処分、墓じまい、永代供養墓の準備を一緒に進めながら、E様はご自身の先のこともご住職に相談され、全て準備し、お支払いも生前中に終えていました。
ご自身の戒名もご住職と相談して、お決めになり、立派な戒名をつけていただきました。
ご逝去の際のご友人への連絡も託されておりましたのでお知らせしました。火葬場にも多数のご友人が参列され、持参していただいた沢山のお花と、病室に置いてあった亡きご家族とワンちゃんの写真も一緒に納め、お見送りをしました。その後、生前E様が準備されていたお寺へご遺骨をお運びし、ご家族が眠られる永代供養墓へと納骨しました。今頃は天国でご家族やワンちゃんと一緒に穏やかに過ごされていらっしゃると思います。

きずなの会に入会されてからお亡くなりになるまで、2年ほど担当させていただきました。体調の良い時も又そうでない時も、E様に寄り添って支援させていただきました。快適な環境を作るため病院スタッフの方にもご尽力いただきました。私がきずなの会に入職して間もなく担当させていただいた会員様でしたので、思いもひとしおでした。亡くなる3日前にはお電話をいただき「よろしくね」と託され、残念ではありましたがE様のご希望通りに叶えることが出来たことに安堵し、胸をなでおろしました。

心よりE様のご冥福をお祈りします。

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