★☆支援レポート☆★ ~これから迎える超高齢社会と進化するIT時代~

支援員のKです。

近年のIT技術進歩に伴い、“スマートフォンに関する支援”が増えています。

ガラケーからスマートフォンに機種変更したが操作が複雑で、画面のタッチパネルが上手く行えないため、以前のガラケーに戻したいと希望されることが最も多く、そのような手続きのために、携帯ショップへ付き添うこともあります。

今回は76才男性会員K様のお話しをご紹介します。

K様はご自宅でパソコンやスマートフォンを利用し、ネットショッピングやネットバンキングを利用しながら独居生活をされていました。ところが、3月中旬に体調不良で救急搬送され、そのまま入院されることになりました。K様は入院時にスマートフォンを携帯していたと思い込み、看護師さんから「K様が携帯電話を紛失された。」と連絡がありました。病院に駆け付けたところ、K様は悪用されることを心配され、「直ぐに利用停止手続きを行いたい。携帯位置確認サービスで探したい。見つからなければ紛失保証サービスで新しい携帯電話を受取りたい。」など、様々な手続きを希望されました(紛失した携帯電話は3月上旬にインターネットで購入した最新スマートフォンでした)。その場で私の業務用携帯電話からカスタマーセンターに連絡し、K様と一緒に事情を説明し、利用停止手続きをしました。しかし、位置確認サービスや紛失保証サービスはID・パスワードの確認や警察への紛失届(受理番号取得)、機種情報(機種名称や色)などが必要となり、ご本人も覚えていない情報が多く、代理で手続きを行うことは出来ませんでした(結果、紛失したと思われたスマートフォンは自宅にありました)。

今回の事例も含め、これから迎える超高齢社会と進化を続けるIT社会において、私たち職員は、より多くの知識を吸収していかなければならないと感じています。

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