★☆支援レポート☆★~自宅売却のお手伝い~

支援員のUです。

男性会員M様についてお話したいと思います。M様は、10年程前に奥様を亡くされてからずっと一人暮らしをされていました。今年に入り、総合病院の受診が一人では不安とのことで何度か受診支援を行いました。ある日、M様より「自分は病気も沢山抱えており、一人で生活するのが厳しくなってきた。出来れば自宅を売却して施設に入りたいと思うが、何をどうやってやれば良いか分からない。手伝ってくれないか?」とのご相談がありました。早速、不動産会社へ問い合わせをし、自宅の売却を依頼、それと同時にM様のご希望の場所や内容をお聞きしながら施設を探し始め、時には一緒に見学にも行きました。
不動産会社に依頼していた自宅売却の成立の連絡が入ると、M様はとても喜んでおられました。そして急いで施設への申し込みをし、数日後には入居が無事に決まりました。必要な物を一緒に確認しながら、足らないものは買い揃え、無事に入居することが出来ました。
それから1ヶ月後、受診支援で久しぶりにM様とお会いすると、とてもお元気そうでした。受診を終え施設に戻ると、M様は施設の職員の方たちと「ただいま!」「お帰り!」「病院はどうだった?」など、会話を楽しそうにされていました。
その様子を見て、ご希望の施設に入居できて本当に良かったと思いました。
これからも、会員様お一人おひとりのご要望をお伺いし、希望が叶えられるようにお手伝いをさせていただければ、と思っています。

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