★☆支援レポート☆★~体も脳も使わなければ衰える~

支援員Hです。

都内にお住まいの会員O様は、脳梗塞の後遺症で左半身麻痺がありますが、使える右手右足、椅子、補装具を使ってマンションで一人暮らしをされていました。

ある日、脱水症状と体力低下で動けなくなり救急搬送され、自宅での生活を続けることに自信を喪失していたころにきずなの会と契約をされました。

契約後に介護老人保健施設(リハビリを主体とした施設)に入居し、リハビリを行っていました。O様は元記者ということもあり、週に12冊前後の本を購入されるぐらいの読書家です。入居中は脳の活性化と称し、趣味の読書を楽しみ、リハビリも計画通りに行い、自信を取り戻されました。そして、一人暮らし復帰へのシナリオを作成し、それに向けて努力していました。当初、O様含め関係者も一人暮らしの復帰を懸念していましたが、リハビリの成果も良く、自宅へ戻ることになりました。ご自宅の導線、生活動作などを確認するための調査にきずなの会も同席し、新しい生活を整えるお手伝いをしました。

今では、建物入り口の段差も工夫しながら上がり下がりしています。「近くのスーパーまでは当然自分で買い物へ行く!」と自信満々です。元看護士のケアマネさんも本人の在宅生活を応援する熱い方。そんな姿に励まされたのは支援員H。趣味のランニングやトレーニングもコロナの関係で自粛や熱意が急降下… コロナが空けて再開してみると身体は浦島太郎状態…久々に参加した大会もボロボロ…。精神的に落ち込んでいたが、O様の前向きな姿勢にひそかに発破をかけられました。「継続は力なり」と、O様には負けられないと誓いました。

きずなの会は会員様が希望される想いに寄り添い、その姿を拝見することにより、職員も勇気をいただくことが多々あります。

ご一緒に人生を歩ませてください、よろしくお願いいたします。

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