★☆支援レポート☆★~携帯電話機種変更のお手伝い~

支援員のSです。
ケアハウスで生活されている90代A様の支援についてのお話をさせていただきます。

4月初旬に、ケアハウスの職員様から「A様の*携帯電話が使えなくなり、困っておられます。お店に連れて行ってほしいと言われています」と連絡が入りました。
(*通称:ガラケーは3G通信規格のためサービスが終了)

早速、携帯ショップへ予約をし、当日A様と一緒にタクシーでお店に向かいました。機種変更には本人確認書類として住民票が必要なため、途中で市役所へ寄りました。
A様は、ガラケーを使用されていたので、新しい電話も似たようなデザインでお願いしました。幸い、今までの機種とほとんど使い方が同じで、A様は「これなら使えます」と納得され、新機種へと移行することができました。
食品を注文したり、故郷の友人と話をしたり、「やはり電話は必需品です」と安堵されていました。「友人とはいつも1時間ぐらい話をするのよ、女同士だから長くなるの!」と楽しそうに教えて下さいました。そして電話をかけるときは、便利な機能を使用せず、一つひとつ番号を押して、かけられているようで「これは老化防止のため!」とのことです。
A様は、「コロナ禍で外出もままならず、足が弱ってしまった」また「人と話すことが無くなり、楽しみがなくなった」と現状を嘆いておられました。コロナの収束を願うばかりです。

これからも、会員様が安心して生活していただけるよう、施設職員様と連携を取りながら支援を続けて参ります。

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