★☆支援レポート☆★ ~後見人さんと連携しながら~

こんにちは、支援員のKです。
ご自宅でヘルパーさんを利用しながら生活をされていたS様のお話です。
認知症の進行や、一人暮らしの寂しさもあり、早急に施設入居が必要になりました。可能であれば月々の利用料がS様の収入で賄えて、お身体の状態にも合った施設に入居出来ればよかったのですが、介護保険制度の壁もあり、今後も安定した生活を送るためにと、直ぐに入居出来るグループホームでお世話になることになりました。グループホームでは職員さんにとても良くしていただき、落ち着いた生活を取り戻すことができました。しかし、金銭面の心配は残ったままです。そのため、連携している名城法律事務所で後見人の申立て手続きを行うことになりました。きずなの会では診察の付き添いと診断書に必要な資料作成を行い、その後の手続きは弁護士に依頼することでスムーズに後見人が選任されました。必要に応じて後見人がS様の資産を現金化し、S様のために使える体制を整えることができました。

きずなの会が関わり始めた当初は険しい表情を見せられることも多かったS様ですが、最近は穏やかな表情で「色々と助けてくれてありがとう」と仰っていただけるようになりました。今後も後見人の弁護士さんと連携し、S様の状態の変化に合わせた支援をさせていただければと思います。

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