公共のサービスと組み合わせて

支援員のMです。
ご自宅で生活中の会員S様からご依頼がありました、ご先祖様のお位牌供養に関する支援のお話です。
一昨年の春、S様は左大腿骨を骨折され、数カ月間の入院生活を送られました。
退院された当初は介護サービスを拒否されていましたが、ケアマネジャー様の丁寧な助言により介護サービスを受け入れ、骨折前とほぼ変わらない生活を送っていらっしゃいます。
墓じまいを既に終えていたS様から先日、菩提寺への付き添い依頼がありました。
お寺はご自宅から電車やタクシーを利用しても1時間半ほどかかるところにあり、
急勾配な坂・階段への不安と、行くのが最後になるかもとのことでした。
一緒に行ってみると、お寺は標高800mのところにあり、涼しく感じました。
公共交通機関を利用して行けましたが、高齢者には歩行が困難な箇所があり、電車やバスは1~2時間に1本の運行のため滞在時間に限りがありました。無事にお位牌供養を終えることができ、S様はホッとされていました。

私自身、普段はお目にかかる事がない場所等に行かせていただき勉強になりました。
きずなの会では、施設・病院での手続きや受診付き添いの支援が多いですが、今回の様に受診以外の付き添いの支援を行う事もございます。公共の介護サービス等と、きずなの会の支援を上手くご利用頂ければと思います。

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