身体の変化と上手に付き合って行く

支援員のIです。今日は聴力低下のお話です。
一般的な原因のひとつとして、加齢による聴力の低下(高齢者性難聴)がございます。
歳を重ねれば、衰えが出てくるのは自然の事です。
きずなの会の会員様の中にも、耳が聞こえにくい方はいらっしゃいます。
一般に人に聞こえる周波数の範囲(可聴域)は、低い音で20Hz、高い音で20kHzくらいまでの間と言われています。
成人は16kHzまで、高齢者では5kHzまで、低下するそうです。
「モスキート音」とは、17kHz以上の高周波音を指します。人間が聞こえる音の周波数範囲は20Hzから20kHzですが、年齢とともに高周波音の聴力が低下するため、若い人しか聞こえないと言われます。
自身の経験に照らし合わせても「聞こえ辛い」ということは、ある意味社会的孤立に繋がります。場合によっては鬱状態に陥る場合や、認知症状態を加速させる要因になる事もあるそうです。
聴力に限らず身体の変化と上手に付き合って行くこと、そして周りが寛容な気持ちで配慮することは大事なことだと思います。「聞こえない」から「話さない」「気を使いたくないから、人との関わりを避ける」ことがないよう、自身と周りに気を付けていきたいものです。

***** きずなの会支援事業のご案内 *****

身元保証
入院・転院、施設入居、住宅入居など、ご親族に代わり、きずなの会が身元保証人になります。詳しくはこちら

生活支援
病気・ケガなどの緊急支援をはじめ、日常の生活支援を行います。詳しくはこちら