施設転居にむけて

支援員のKです。

施設を転居された会員O様のお話をさせていただきます。

きずなの会との契約前から入居されていた施設は、収支に見合った施設ではありませんでした。それでも本人様としては引越しをしたくないとの意向が強かったため、預貯金額の最低ラインを決め、限度額に到達したら引っ越しをしましょうと、かねてより話をしていました。

私が担当となった当初は、なかなか打ち解けていただけませんでしたが、病院受診や買物などの付き添い支援をしていく中で、徐々に心を開いていただけるようになりました。

そのような中、ついに預貯金額が限度額に達し、O様へ引越しの提案をする時期となりました。

拒否をされるのではないかという懸念もありましたが、懇切丁寧に説明させていただくと、

「信頼をしていますのでお願いします」と、抵抗されることもなく、前向きな返事をくださいました。

早速、私は信頼に応えるべくO様の収支に見合った施設を探しました。

新しい施設の提案と引越業者について何度かO様と話合い、無事に引っ越すことができました。

引越の当日は、O様の体調不良と重なり、辛い中も気丈に振舞っていただき、私にも感謝の言葉をかけていただきました。

これからもO様から信頼していただけるよう日々邁進し尽力していきます。

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