9/27信頼される支援員を目指して

支援員のKです。

会員O様のお話をさせていただきます。

ご家族と一緒に過ごされていた環境から、施設という共同生活をする場へ生活環境が変化し、精神的に不安を抱えるようになり、表向きは元気ですが、心の内にストレスを非常に抱えていらっしゃいました。非常に繊細な方なので、他の人からしたら些細な事でも、本人様からしたら重大なこととして捉えていたりすることもありました。

その捉え方のすれ違いにより他の入居者と喧嘩をしてしまうこともしばしばあり、その精神的な不安から体調を崩され、腹痛や食欲不振となることもありました。

念のため、近隣の病院にかかったりもしましたが、体調不良となる原因箇所はなく、おそらく精神的な不安が原因ではないかとのことでした。

心の問題となると、薬さえ飲めば回復するというようにうまくはいかないので、体調不良がしばらく続いておりました。

ですが、本人様のお話をしっかりと聞き、些細な悩みでも真剣に回答をするように心がけているうちに、表情も明るくなり、腹痛や食欲不振といった症状も改善されていきました。

それでも、再度何かストレスを感じてしまうことがあると、体調不良が再発し、良い時と悪い時とで波があったりしますが、私の前では必ず笑顔で心の内を話されるようになりました。

「これからも信頼しています」と言葉をいただいた時、改めて、信頼される支援員を目指して日々精進していこうと思いました。

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