いつでも寄り添える関係を
2025年1月27日支援レポート
支援員のEです。
今回は一人暮らしの会員M様が、施設入居をされた時のお話です。
M様は早くに奥様を亡くされ、思い出の詰まったご自宅で長い間お一人で生活されていました。1年程前に身寄りがないとのことで、きずなの会に入会されました。
当時は「出来ることは、出来るだけ自分で・・・」との思いから、支援のご依頼はありませんでした。ある日、「一緒に施設の見学に付き添ってほしいです」と相談がありました。施設見学に付き添い、M様が不安に思っていることなどを施設相談員さんに聞きました。きずなの会に入会した当初から、施設入居を考えていましたが、住み慣れたご自宅を離れる決断がなかなか出来なかったそうです。結果、今日までなんとか頑張って、お一人で生活されていました。
しかし、体調不良が続き、今後の生活に不安を感じ、施設への入居を決断されたそうです。とんとん拍子に話が進み、無事に入居することになりました。
「一人では決められなかったので、きずなの会さんがいてくれて良かった」と安堵の表情を浮かべ、お礼の言葉をいただきました。
人生には、日常の小さな選択から生涯を決めるような大きな決断を迫られる時まで様々あり、不安に思うときや、一人では決められないときもあるかと思います。
きずなの会では、会員様が朗らかに安心した生活が送れるよう、そしていつでも寄り添い合える関係であるように心がけています。
『誰かに相談したいけど…』『こんな時はどうしたらいいのだろうか…』等々、不安に思うことがあれば、きずなの会にお気軽にご相談ください。
