元気なうちに出来ること

支援員のKです。今回は一人暮らしをされている会員A様のお話です。

A様は難病診断を受け、昨年から入院をされていました。医療的なケアは必要ですが、介護保険サービスなどを利用し、ご自宅で生活できるように環境を整え、退院されました。

退院後は体力の低下もありましたが、訪問看護や訪問診療などのサポートもあり、少しずつA様らしい生活に戻ってきたようです。きずなの会は関係者と連携を取りながら、病院受診の付き添いなどの支援を行っています。

そうした中、A様から「仏壇とお墓をしまいたい」と、相談を受けました。難病の診断を受け、元気なうちに出来ることはしておきたい、とのご意向でした。

早速、お世話になっているお寺の住職様に相談するため、A様と一緒にお寺に伺いました。

墓じまいや永代供養の説明を聞き、流れがイメージできて、安心されたご様子でした。その後はお墓の場所を確認し、石材屋さんへ見積りを依頼しました。役所への必要な書類を確認・取り寄せるなど、全ての準備が整いました。春の陽気な時期に、閉眼供養を行う予定です。墓じまいの支援は初めてでしたが、A様の願いが叶えられるよう、引き続きお寺様や関係者と連携を取りながら支援を続けていきます。

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