★☆支援レポート☆★~最期の望みが叶った時間~

支援員Aです。

肺がんの会員S様と初めてお会いしたのは某総合病院の相談室でした。

医師からは「今年の桜はたぶん見ることが出来ない」と、言われていました。

S様は最期を施設や病院ではなく自宅で過ごしたいというお気持ちを強くお持ちでしたが、歩行することも難しい状態でした。

そこで医療相談員・地域の包括支援センター・往診医・訪問看護・介護ステーションの他にも福祉用具事業所・関連機関の皆様方のご協力により、安心・安全な生活を自宅で送れるように綿密に計画を立て、居室の環境を整え、清掃や改修をし、無事に退院することが出来ました。ご自宅では好きな時間にお気に入りのテレビを観て、今まで止めていたお酒を飲み、ゆっくりとした自由な時間を過ごされました。私もS様宅を訪問させていただき、一言二言の短い言葉を交わすことが出来ました。

その後、夕刻の仏壇に灯りが付いたお部屋でお亡くなりになられました。

柩には思い出の写真や手紙を添え、お見送りをいたしました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

現在、高齢者のお一人暮らしはとても多いですが、S様の地域では近隣ケアのサポートもあり孤立されることはありませんでした。

きずなの会は身元保証や葬送支援だけではなく、会員様が孤独や悲しみで打ちひしがれることのないよう、何でも気楽に話せる、良き相談相手であり続けたいと改めて思いました。

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