★☆見守っています☆★

支援員のKです。今回は、ご自宅でお一人暮らしの91歳会員U様のお話です。

U様は、お好きなお庭の手入れをしながら元気に過ごされていました。しかし、昨年9月に「膝の震えがあり歩くのが困難なので、様子を見に来てほしい」と電話があり、訪問しました。念のため、かかりつけ医に受診付き添いをすると「加齢による膝の衰えではないか?心配なら脳神経外科を受診した方がよいのでは」とのことでした。後日、大きな病院のMRI検査の受診に付き添い、結果は「脳の問題はないが、平衡感覚の乱れからくる問題ではないか」と話があったため、今度は耳鼻科を受診しました。眩暈の薬が処方され、様子をみていましたが、症状は変わらずでした。ケアマネさんからセカンドオピニオンの話があり、他の病院で再度検査のため受診付き添いするも、脳の異常は見当たりませんでした。その後も、ふらふらする症状は続いていたものの、様子をみながら生活をされていました。

後日、「コーヒーを飲もうとしたら口からこぼれる。よだれが垂れる。何かおかしいから様子を見に来てくれないか。」と電話がありました。会話をしていると呂律が回っていない様子でしたが、U様は自覚がありません。私は直ぐに救急車を手配し、搬送先の病院へ向かいました。診断結果は、首の動脈硬化による脳梗塞とのことでした。急遽、入院することになり、U様の身元保証人として入院手続きをしました。幸い症状は軽く、約3週間で退院することが出来ました。退院の際は、退院手続きをし、病院からご自宅まで付き添いました。

ご自宅に戻られたU様が、奥様との思い出のお庭を綺麗にしながら、穏やかに暮らしていただけるよう、きずなの会はこれからも見守り続けます。

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