支援レポート~会員Y様の施設入所支援・葬送支援~

支援員Kです。

コロナ禍で日常生活にも制限がかかっている中、皆さまにはお変わりございませんでしょうか。このような状況下でも、きずなの会は24時間365日、対応いたしております。

今回はY様のお話をさせていただきます。私は毎月1~2回ほどY様の受診に同行し、そのたびにY様は必ず「ヤクルトが飲みたい」とおっしゃっていました。病院内の自動販売機でヤクルト購入のお手伝いをし、ご自身でストローを挿しながら、「これ体にいいんよ、元気でるのよね。」と笑顔で話されていました。

ある日、そのY様が 突然体調を崩され、入院となりました。主治医より「退院後の生活は施設が望ましい」と言われたので、施設探しのお手伝いをさせていただき、退院と同時に入所となりました。ここ一年はコロナ禍で面会が出来ず、施設職員様、ケアマネジャー様から電話で状況をお聞きしておりました。

しかし体調不良で再び入院され、先日あっという間に旅立たれました。病院からの一報を受け、施設とケアマネジャー様に連絡した後、取り急ぎ病院へと駆けつけました。病院の職員様方にお礼を伝え、ご本人様と一緒に寝台車に乗り込むと、コロナ禍でご多忙にも関わらず、ケアマネジャー様もお見送りに来てくださいました。移動中、私は『本当にY様に寄り添ったご支援ができていたのか…』と自問自答していました。

後日、ケアマネジャー様からお礼のお手紙をいただき(下記参照)改めて、これからも会員様に寄り添いながら関係機関の皆様と共に、お役に立てるよう頑張りたい、と強く思いました。

ケアマネジャー様からのお礼のお手紙の一部を抜粋させていただきました

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