支援レポート~会員M様の手術後の支援 身元保証・施設入所支援~
2021年2月19日支援レポート
支援員Kです。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?新型コロナウィルスもおひとりおひとりの心掛けにより感染者数が減少傾向になっております。ワクチン接種も間もなく始まるようですので、マスクを着用せず生活できる日が一日も早く来るといいなと思います。
今回は施設入居された会員Ⅿ様のお話をさせていただきます。
Ⅿ様は脳梗塞の手術後、高次脳機能障害で入院されていました。しかし、入院期間満了が近づいたため主治医、看護師、地域連携室の方々とご相談し、退院と同時に奥様のおられる施設に入居されました。M様は以前もその施設と関わりがあり、手術される前はよく「家内が入院したとき、施設の職員さんにはとてもお世話になったんだよ」とお話ししてくださっていましたが、手術後のM様の記憶には残っておられませんでした。また、施設の記憶だけではなく、きずなの会の職員のこと、奥様のことさえも分からない状態でした。しかし先日、施設職員様より嬉しい電話がかかってきました。「M様が奥様のことを思い出されたようです!そして少しずつですが、私たち施設職員のことも思い出されたのか名前を呼んでくれます。日常も食事以外は寝て過ごされていましたが、現在はベッド上で座って過ごされる時間が多くなり、お話もよくしてくださいます。良い状態に向かっているようですのでご安心ください」とご報告を受け、安堵いたしました。
一日も早くコロナ禍が収束し、面会が再開されご夫妻揃ってお会いできる日を心待ちにしております。 きずなの会は24時間365日、第二の家族としてご支援させていただきます。