★☆支援レポート☆★

支援員のOです。

一人暮らしをされているS様の緊急支援のお話です。

去る土曜日、デイサービスセンターから「S様の頭部と顔面に発疹と腫れがあり、右目は見えていない様子です」と連絡がありました。ご本人様に病院への受診の希望を伺うと「痛くないから明日でいいや」と言われましたが、デイサービスの職員さんと相談し皮膚科へお連れしました。診断の結果は【帯状疱疹】で、この病気は72時間以内に抗ウイルス薬治療が必要であると医師から言われたため、薬局でお薬を受け取り直ぐその場で飲んでいただきました。飲み薬の他に塗り薬と目薬も処方していただきましたが、ご自身では塗ることも点眼することも難しいため、S様のご自宅でお医者様からの指示を思い出しながら行い、その日は事なきを得ました。

しかし問題は翌日の日曜日の処置です。土日は福祉関係事業所がお休みのため、連絡が取れず処置をお願いすることができませんでした。幸い、S様はヘルパーさんをはじめ、訪問看護、デイサービス、配食サービスなどの支援者に毎日見守られている環境でした。関係者は常に報告しあい連携が取れるので、日曜日の処置は訪問ヘルパーさんにお願いすることができました。

きずなの会は、365日24時間体制で福祉関係者と連携して支援を行っています。今後もS様の『夫婦の思い出がつまっている自宅で最期まで過ごしたい』との想いを尊重して支援を続けていく所存です。

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