★☆支援レポート☆★

支援員のGです。
特養に入所中のO様のお話です。

O様は持病があり、月一回の定期受診をしています。
新型肺炎が流行しているこのご時世とあって、本来ならば、きずなの会が代理受診の支援をするのですが、採血検査が必要なO様はそれが許可されませんでした。

施設へお迎えに伺うと、玄関先に大きな紙に「体温が37.5を超える方は中に入れません。マスク着用し、手のアルコール消毒を行って下さい。面会は出来ません、施設スタッフが対応致します」と書かれて貼ってありました。
玄関先までおみえになったO様は、いつもと様子が違い嬉しそうでした。よくお顔を拝見すると、小さな桜の花が散った柄のピンクの手作りマスクをしてみえました。思わず声をかけると、施設スタッフさんが受診予定のO様のことを心配して、一晩かけて自宅で作って下さったそうです。O様は普段マスクが息苦しく苦手な方なのですが、この日は終始嬉しそうにマスクを鏡に映したりしてみえました。

無事受診が終わり施設に戻った際、施設スタッフさんにO様の受診結果と共に嬉しそうだったO様の様子をお伝えし、当会からもマスクの御礼をお伝えしました。
先の見えない感染症予防対策に施設さんもお疲れのことと思いますが、そんな中でもマスクを作って下さった優しさに、私も心が温かくなった一日でした。

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