★☆支援レポート☆★
2020年4月6日支援レポート
こんにちは、支援員のFです。
市営住宅で独り暮らしのK様のお話しです。
ご主人は特養に入所されています。
K様は、幼少期に小児麻痺を患い現在は杖歩行ですが、そんな事を感じさせない心のやさしい女性です。2年前から糖尿病の治療をはじめられ、腎臓内科・循環器内科・消化器内科・眼科・皮膚科受診を3ケ月に1回同行しています。
昨年は3回の入院とその後のショートステイなどで、ご自宅では6ヶ月しか過ごせませんでした。それでも食べる事がお好きで、自宅暮らしが長引くと糖尿病が進行し、入院という繰り返しでした。「どうしても、バナナが好きで食べちゃうんだよね。」とおっしゃる憎めない方です。
施設に仮入所中は食生活が安定し体調も良くなられるため、一度、本入所をお勧めしましたが、仮入所中に他の入所者さんと話しが合わず、ストレスが溜まってしまうようで「家に帰りたい。じっとしているだけでも家がいい。」と涙ながらに強く訴えられるため、ご自宅に戻られることになりました。
今年2月に定期受診の同行をすることになり、ご自宅にお迎えに行った時、体調があきらかに悪そうで、案の定、診察後すぐに入院となりました。腎臓機能がかなり悪く、1年後には透析開始かもしれないと医師から言われました。気が滅入ってしまう話で、声を掛けづらい状態でしたが、K様は「くよくよしても一日は過ぎていきます。それなら楽しいことを考えて過ごしましょう。」と前向きなお話を聞き、私もほっとしました。
K様には、これからは体調管理をほどほどにしながら、好物も少しは召し上がり、日々を楽しんで過ごしていただけるよう、私も支援を行ってまいります。