★☆支援レポート☆★ ~突然の入院から施設入居まで~

支援員のKです。

きずなの会にお入りになる方は、お元気にご自宅で暮らしておられる方が多くいらっしゃいます。「まだ頼むことは何もないけど、万一の時はお願いね」と言われ、何年もお元気に過ごされています。『便りがないのは良い便り』と言いますが、まさにその通り!ありがたいことです。

M様もそんなお一人で、賃貸住宅で長くお一人暮らしをされていましたが、ある朝突然起き上がれなくなってしまいました。「動けない、病院へ連れて行って」との電話を受け、急いで駆けつけM様をかかりつけ医にお連れしました。受診すると医師より「脳外科へ行くように」との指示を受け、別の病院を受診し、そこで入院となりました。

きずなの会として病院の身元保証人、連帯保証人として入院手続きをした後、M様の依頼でご自宅へ戻りました。室内の施錠を確認し、ガスの元栓を閉め、テーブルの上の生ものを片付け、大家さんと新聞屋さんへ暫く不在となる連絡をしました。そして、いつも服用しているお薬と着替えやタオルをまとめ、病院へお届けしました。

しばらく入院された後に退院となりましたが、本調子でない不安から、老人ホームへお入りになることを決められ、申し込みました。無事に入居が決まると布団や生活用品をお運びし、介護保険制度が使えるように市役所で申請書の手続きなどをしました。

M様は「しっかり歩けるようになったら一度家へ戻って大切にしてきた物をここへ持ってきたい」「階段が登れないので一緒に行ってね」と言われ、その日を待ち望まれています。

季節がだんだんと暖かくなってきました。M様が回復され、ご自宅までご一緒できる日が一日でも早くなることを願っています。

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