5月15日(水)介護の専門職の方々を対象とした事例説明会をきずなの会名古屋本部会議室にて開催しました。

「成年後見制度について」講師:弁護士法人名城法律事務所 石田大輔弁護士

成年後見制制度の概要説明と、事例を交えてお話しいただきました。

ワンポイントとしていくつかご紹介します。

◆「任意後見」を一言でいうと、元気なうちからの老後の契約への備え。

◆死後の処理を委ねる場合は、「財産管理委任契約」が有効な手段です。「成年後見制度」は精神上の障がいによる判断能力の減退があった場合に利用できるものですが、「財産管理契約」はそのような減退がない場合でも利用できるため。

後見制度の利用に一度走り出すと、取下げ・後戻りは困難です。利用の検討は慎重に・・・とのことです。

「身元保証制度について」講師:きずなの会 小笠原重行 専務理事

事例として、有料老人ホームに当時70代後半で入所されたものの、施設利用料が年金額を少し上回っており、預貯金も目減りしていく中、先を見据えて年金内で賄えるグループホームに住み替えた方のお話しがありました。人生100年と言われる現代、長寿を全うされる方も増え、様々な事情により住処を変えなければいけないケースもありますが、きずなの会では状況に応じて最良の選択をするべく、日々研鑽、努力しております。

質疑応答では、完全に認知症とは言えないグレーゾーンの方が、施設等入所契約書の本人欄に署名する場合、どう対応されているか?等、各事業所ならではのご質問があり、適宜小笠原専務理事が応答しました。

お忙しい中ご参加いただきました。各事業所の皆様、ありがとうございました。