★☆支援レポート☆★~先日最後のお別れをしたT様のお話~

支援員のAです。

今回は、お一人暮らしの会員T様のお話です。
T様は、奥様とお子様を亡くされ、近くにご親戚もいらっしゃらないため、ケアマネジャーからのご紹介で82歳の時に入会されました。
入会から9年間、色々な支援をいたしました。
お墓の跡継ぎがいないため、永代使用できる霊園を探しての改葬手続きや、戒名も決めておきたいとのことで、ご住職との話し合いにも同席して付けていただきました。
「もう心配はなくなった」とお元気に生活されていたのですが、その後、脳梗塞を発症され入院治療することになり、きずなの会が病院の身元保証や入院中に必要な物品のお届けの支援をしました。また、ほんの少しの時間でしたが面会ができ、言葉が出づらい状態の中で「きずなの会」と言葉を発してくださり、少し安心しました。
病院治療も無事に終わりましたが、退院後にご自宅での一人暮らしは難しく、施設探しから入居までのお手伝いをさせていただきました。しかし、入居後間もなく旅立たれてしまいました。
T様から、「これから一生きずなの会に世話なるのだから頼むよ!」と笑顔で言われたお顔が今でも忘れられません。心よりご冥福をお祈りいたします。

***** きずなの会支援事業のご案内 *****

身元保証
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生活支援
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