今月のバースデーカード
2025年3月1日活動報告
令和7年3月のバースデーカードです。
ひな祭りの起源は平安時代中期、三月の初めの巳の日に、無病息災を願う祓いの行事として行われていました。
季節の節目は邪気が入りやすい、と考えられていたためですが、現代においても理にかなっていて昔の人の知恵に驚かされます。
お雛様が手に持っているものは「檜扇(ひおうぎ)」。
お内裏様(お殿様)が手に持っているものは「笏(しゃく)」。と言いますが、当初は大事な行事の時に粗相のないよう、儀式の流れや行事のマナーなどを紙に書いて、こっそり「檜扇」や「笏」の裏側に貼りつけていました。今でいうカンニングペーパーのようなものですね。
また、宮中では女性が人前で顔を見せないことが、たしなみだったため、顔を隠す「檜扇」は必需品だったそうです。
