K様に合った施設入居
2025年4月30日支援レポート
支援員のMです。今回は会員K様のお話をご紹介します。
K様は、長年一人暮らしを続けてこられました。家事・外出も問題なくご自身でされていましたが、年相応に物忘れが増えてきました。K様の希望に寄り添い、訪問ヘルパー、訪問診療、デイサービス等の介護サービスを利用する事となりました。また、*金銭管理契約へ変更し、金銭に対する不安は解消しました。多くの支援を受け、暫くはご自宅で過ごされていましたが、火の不始末や外出時に帰り道が分からなくなることがあったため、施設への入居を検討することになりました。
費用や環境、種類など多くの選択肢がありましたが、何件もの施設見学に付き添い、納得のいく施設が見つかりました。
入居間もない頃は不安からか、毎日電話があり落ち着かないご様子でしたが、半年が過ぎた今では「長寿の家系だから100歳は超えると思うよ。お金足りるかな?」と笑顔でおっしゃり、月1〜2回の面会や外出を楽しみにされています。
施設入居はとても勇気のいる決断でしたが、アットホームな雰囲気がK様に合っていたご様子で私もホッとしました。
これからも末長く穏やかに、お過ごしいただけるよう心から願っております。
*金銭管理契約とは・・・弁護士法人名城法律事務所が現金・通帳・キャッシュカードなどをお預かりし、支払代行をするのが「金銭管理契約」です。入院費・施設利用料などが発生した場合、お預かりしている通帳から支払を代行します。病院窓口での支払や生活費のお届けは、きずなの会職員が対応(訪問)します。
