施設入居のお手伝い

支援員のMです。

長年暮らしたご自宅から、別の町の施設へ転居された会員A様のお話です。

A様は40年ほど暮らした家で、奥様を看取り、その後はお一人で暮らしていました。

今回、訳があって退居することになり、高齢者施設への入居を希望されました。

施設入居時に身元保証人が必要となり、近隣に頼れるご親族がいないため当会に入会されました。

担当のケアマネジャーと施設を探しましたが、ご自宅近くの施設には空きがありませんでした。エリアを広げても構わないというA様のご希望で探したところ、別の町に入居可能な施設がありました。早速A様と施設見学に行き、気に入ったご様子でしたので、入居の申し込みをしました。

かかりつけの病院で健康診断を受け、新しい生活で必要な物の買い物にも同行しました。荷物は引っ越し業者を頼むことなく、ご自身で運べる程度を施設に持ち込みました。福祉用具のレンタル契約、訪問診療、調剤薬局との契約や、転出転入届など役所手続きの支援を終え、A様の新しい生活が始まりました。

入居後に面会し、お話を伺うと「3食の提供があり、エアコン完備の綺麗な個室で快適に暮らしているよ」と、おっしゃっていました。

別の日に居室に電話をすると留守でしたので、施設職員様にお聞きしたところ、他の入居者様と麻雀を楽しんでいらっしゃいました。会社を退職して以来、数十年ぶりの麻雀だったそうです。

新しい生活に馴染まれているご様子で、安心しました。今後もA様がお元気で楽しく暮らして頂けるよう、支援していきたいと思います。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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