★☆支援レポート☆★~死後に誰にも迷惑をかけたくない ~

支援員のTです。
今回は、施設で過ごされていた会員様が亡くなられた後の施設退去手続きについて、お話をします。

会員B様は、施設入居時の身元保証人・連帯保証人が必要となり、ご夫婦できずなの会に入会されました。そして、数年前にご主人様を亡くされてからも、お二人の思い出が詰まったお部屋でお元気に過ごされていました。お電話でお話しする機会があると、お元気な声で日々の出来事をお話いただいていました。しかし、病に倒れ、残念ながらそのまま旅立たれてしまいました。

B様のご葬儀を無事に終え、身元保証人・連帯保証人として、施設職員の方やご親族様に確認を取りながらお部屋の片付けから家財処分、電気などのライフラインの停止を行いました。

また、お部屋から見つかった貴重品は施設職員の方と一点一点確認をし、相続人様にお渡しするため、きずなの会と連携する弁護士法人名城法律事務所へ引き渡しました。

B様は家財が多かったので、家財処分業者を手配し、施設への最後のお支払いを終え、お部屋を引き渡すことができました。

「自分が亡くなった後に誰にも迷惑を掛けたくない。」生前のB様から託された思いに寄り添い、最後の最後まで責任を持って支援を行いました。

これからも「会員様の思いを大切にした支援」を心掛けていきたいと思います。

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