★☆支援レポート☆★~心不全から一転新たな生活へ~

支援員のAです。
会員のV様はお一人暮らしでサウナ通いを日課とされる元気な方でしたが、今年1月の寒い日の朝、胸の苦しさに耐えられず救急搬送され、長期入院を余儀なくされました。病名は「急性心不全」でした。今までお元気に過ごされていただけに、さぞかし驚かれ落ち込まれたことと察します。V様のご依頼を受け、身元保証人として直ぐに病院へ向かい入院申込書に署名・捺印をしました。医療相談員や病棟看護師と相談し、入院中に必要な物品のレンタル契約や日用品の購入をしました。

長期入院を経て今年の春に退院が決まりました。地域包括支援センターや関連事業所と連携を取りながら、退院後の自宅での生活を安心安全に暮らせるように準備を進めました。
しかし、V様から「精神的な不安感が拭えず、施設に入りたい」との、ご希望がありました。
早速、入院先の医療相談員とV様と相談しながら施設の情報を集めました。当時もコロナ感染者が拡大しており、施設内の見学は出来ませんでしたが、何度も電話で説明を受け、施設のサービス、内装、利用料などにも納得され、無事に入居が決まりました。

初めてご自分の居室に入られた時は、とても喜ばれ涙を流されました。
その後はアパートの家財処分、各ライフライン解約手続きなどのお手伝いをしました。現在は受診付き添い支援がメインですが、先日「今、常に自分は守られているという安心感があります。これからは楽しいおしゃべりをたくさんしたい。」と言ってくださり、私も同様に嬉しい気持ちになりました。

これからも、V様のお役に立てるように努めていきたいと思います。

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