支援レポート~きずなの会の入院時身元保証~
2021年8月13日支援レポート
支援員のSです。
会員N様はお一人暮らしで、「将来兄弟に迷惑をかけたくない」と考えられていたところ、新聞広告で『きずなの会』を知り、8年前に60代後半で入会されました。入会後、N様は心臓や肺の疾患で入退院を繰り返されています。入院の際には、ご本人様の生活状況の聞き取りや書類への署名などの手続きがあり、ご本人様の記入が難しい場合は支援員が代行します。また、病院からは「入院申込書」の提出を求められますので、身元保証人(連帯保証人)として、私たち支援員は「NPO法人 きずなの会」と署名・押印して提出しています。身元保証人とは、入院中の守るべき事項や入院費用の支払いなどについて、保証人として約束するものです。※身元保証人(連帯保証人)は「患者と別に生計を営んでいる方」と記されています。
支援員は、看護師やご本人様からの依頼で入院中に必要となる品物をお届けすることがあります。N様は急な入院に備えて、パジャマや下着などを「春夏用」「秋冬用」と分けてご自宅の所定の場所に準備されていましたので、担当ケアマネジャーと一緒に自宅に入らせていただき、必要な物を病院へお届けすることがあります。N様は、入会されてから今日までの8年間で13回入院されていますが、きずなの会もその都度身元保証を行っています。今後もN様が安心して生活が送れるよう支援を続けてまいります。
きずなの会では、入院や施設への入居など、生涯何度でも身元保証をお引き受けします。