【不要不急の外出は控えましょう】
2020年3月11日支援レポート
支援員Nです。
連日、コロナウイルスに関するニュースが取り上げられ、恐怖と不安を抱かれている方も多いかと思います。そこで今回は、ウイルス感染対策についてお話させていただきます。
人に感染するコロナウイルスは、これまでに7種類見つかっており、その中の一つが昨年12月以降に問題になっている「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。
コロナウイルスはアルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。
どのように感染するのかですが、現在のところ、咳やくしゃみなどの飛沫感染とドアノブや電車のつり革など自ら物などに触れることによる接触感染の2つが考えられているようです。
では感染しないようにするには、石鹸による手洗いや手指消毒用アルコールで消毒を行い、できる限り人の集まる場所や混雑を避けるようにしましょう。また、普段から室内を適度な湿度(50%~60%)に保ち、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておくことも感染予防で重要とされています。
もし感染症が疑われるような発熱や風邪の症状が出たら、感染を広めないために冷静な行動が必要です。現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気による場合が圧倒的に多い状況です。風邪やインフルエンザ等の心配があるときには、これまでと同様に、かかりつけ医などにご相談ください。
新型コロナウイルスへの感染のご心配に限っては、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
特に「相談・受診の目安」として以下の条件に当てはまる方は、同センターにご相談されることをお勧めします。
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合。
高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方は特に注意が必要です。
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合。
(詳しくお知りになりたいときは、厚生労働省のホームページをご覧いただければと思います。)
私たち支援員は、会員皆様がこの厳しい時期を乗り越えていけることを願い、日々支援に努めて参ります。