ご本人の望まれる生活のため、チームで支援

支援員のFです。

今回は、サービス付き高齢者住宅でお一人暮らしの会員A様のお話です。

昨年の夏、A様は交通事故に遭い、頭を打ってから高次脳機能障害を発症しました。その後も何とかお一人で生活を続けていましたが、ある日胸が苦しくなり救急車で搬送されました。結果は、心不全でした。

高次脳機能障害を発症してからお薬を飲むことを忘れがちになり、それが心不全発病の一要因となったようです。お一人での生活のご苦労が見えてきたので、ご本人に介護付き有料老人ホームへの入居を勧めましたが、お一人での生活を強く望まれたので、ケアマネジャーとサービス付き高齢者住宅の支配人と相談の上、訪問看護を入れてお薬の服薬管理をすることにしました。また、お部屋の方も汚れがちになってきたので、ヘルパーの方に入ってもらい、お掃除・ごみ捨てをしてもらうことにしました。

ケアマネジャー、支配人、訪問看護、ヘルパーの方、そしてきずなの会が支援チームを組み、A様の新しい生活が始まりました。これからも周りの方々と協力して、出来る限り会員様の望まれる生活を支援していきたいと思っております。 

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