ケアハウスへの入居

支援員のKです。

“施設”と聞くと“介護を受ける”や“車椅子”などを連想される方が多いと思いますが、ケアハウスという施設は見守り付きのアパートのように自由な生活をしながら、食事は食堂でいただき、お風呂は共同浴場へ入ることが出来て、お風呂掃除は職員さんがしてくださるというところです。居室にコールボタンがあるので安心感もあり、施設利用料金も低価格のため人気がある施設です。

会員I様は、アパートで一人暮らしをされていましたが、ご高齢となり、ケアハウスの入居を検討されました。万が一に部屋で動けなくなった時、ナースコールを押せば職員さんが直ぐに来てくれる事、ナースコールが押せなくても、食事の時間に食堂に姿がない場合は「大丈夫ですか?」と職員さんが様子を見に来てくれることに安心され、入居を決められました。

入居にあたり、緊急連絡先としての身元保証人が必要となりましたが、I様は家族と疎遠で頼める人がいませんでした。そこで施設からの紹介で、当会に入会されました。入会後、直ぐに当会が身元保証人となり、入居の申込をし、必要な書類を一緒に市役所へ取りに行き、アパートの部屋を引き払う算段から車の廃車手配、ケアハウスへの荷物運びなど「一人ではとてもできない」という部分のお手伝いをさせて頂きました。無事に入居されたI様から、「次はこれが必要、次はこれをしましょう!ときずなの会が言ってくれなければ何が、何だか分からなかったです。ありがとう!」とお礼の言葉をいただきました。その後、体調を崩され現在は入院されています。入院の際も当会が病院の身元保証人となり、一緒にお医者様の医療説明を聞き、衣類などを病院にお届けしています。また、予めI様から伺っていましたご意志をお医者様にお伝えし、治療が進んでいます。

回復し元気に退院され、ケアハウスへ戻られることを祈っています。

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