★☆支援レポート☆★ ~誰かは気づいてくれるかな~
2022年4月28日支援レポート
支援員Hです。
ご自宅でいつまでも暮らしていたい、誰もがそう思うことでしょう。
ところがご自宅で急に体調が悪くなったら、意識を失ってしまったら、一体誰が気づいてくれるでしょうか。
各行政や一部の社会福祉協議会、または警備会社で緊急通報システムを安価でレンタルできるようになっています。かつては固定電話がないと使用できないものでしたが、固定電話が無くても利用できるタイプのものも提供されています。ただし、一番オーソドックスなものは、ご自身で体調不良時にボタンを押すタイプのもの、突然意識を失うようなケースでは機能しません。
この場合は、感知センサー(必ず1日に一回は通る場所に設置して数時間通過しないと反応する)や行政などの安否確認サービスと併用すると良いでしょう。その際の緊急連絡先はきずなの会がお引き受けいたします。
お一人暮らしの会員A様は緊急通報システムと行政の見守りサービスを利用していました。行政の安否確認で反応がなかった為に緊急連絡先であるきずなの会へ連絡が入り、きずなの会から警備会社に連絡をし、鍵を開錠、チェーンロック施錠もされていた為、消防とレスキューを手配し対応していただきました。残念なことにお風呂場で亡くなられていましたが、死後数ヶ月も発見されず、ということは避けられました。さらに感知センサーが有れば、このような残念なケースは避けられたかもしれません。
このようにきずなの会に入会しても突然死や孤独死が防げるわけではありません、ただ急変時にサインが伝わるようにしていただければ幸いです。その他の方法としては宅配弁当や新聞を定期契約する、決まった時間にどなたかと連絡を取り合う、など多々あります。お気軽に「きずなの会」にご相談ください。