★☆支援レポート☆★~一人暮らしの会員様の緊急支援~
2023年2月27日支援レポート
支援員のKです。
今回は、自宅マンションでお一人暮らしの80代、男性会員A様のお話です。
ある日、担当ケアマネジャー様から「今日は週一回のヘルパー訪問の日だが、インターフォンを鳴らしても応答がなく、電話にも出ないです。」との、連絡が入りました。
A様はいつもヘルパー訪問時には必ず家にいらっしゃるので、外出は考えにくい。
電話を受けて、すぐに自宅に急行し、インターフォンを押しても出られず、物音もしない・・・。
ご本人から万が一の時にと、自宅外のキーボックスの開け方を教えていただいていたので、キーボックスを開けて自宅に入り、玄関で声かけをするも反応がない。部屋に入ると、奥の畳の間で倒れていらっしゃり、声をかけると反応はあるものの、意識が朦朧としていて身体を動かすことが出来ない状態でした。すぐに救急車を要請し、病院で検査をしたところ、外傷性くも膜下出血のため左半身に麻痺があり、そのまま緊急手術になるとのことでした。
発見が早かったため、術後の経過は良く、麻痺も残りませんでした。
A様も何が起きたか分からない様子でしたが、後から話を聞くと、夜中にトイレに起きて、足が滑って頭をトイレの壁に強くぶつけたことを覚えていらっしゃいました。「その時は特に症状が無かったので、そのまま寝た。翌朝、目が覚めて体が動かない状態だった。」と話をしてくださいました。
現在はリハビリも兼ねて有料老人ホームに入居しています。ご自宅での生活を希望されていますので、ケアマネジャー様と連携し、自宅に手すりなどの設備を整え、ヘルパーの回数を増やすなど、A様の今後の生活について相談をしています。
今後もご希望に応じてA様の生活をサポートしていきます。