★☆支援レポート☆★ ~将来に備え安心の「任意後見契約」~

支援員のNです。
今回は、公立病院から紹介があり、先日契約された会員S様についてご報告します。
S様は70代後半の男性で、お一人暮らしの方です。腎機能低下で公立病院に入院した際、入院時の身元保証人や退院後の通院付き添いなどを心配した医療ソーシャルワーカーの方から、きずなの会を紹介されました。S様ご自身も親族に迷惑をかけたくない、とのご意向もあり、きずなの会と契約を結ばれました。
退院される際、ご自宅の整理整頓を行ないました。S様の部屋の中はゴミが散乱し、不衛生でしたので、ご本人に確認しながら不要な物は処分し、気持ちの良い部屋で過ごしていただけるよう清掃しました。ある日、コロナ陽性と分かり、基礎疾患があるS様は入院加療となりましたが、10日後には退院され、ご自宅に戻られたS様は今後のことも考えて、判断能力が低下した際に備え「任意後見契約」を結ばれることを希望されました。早速、提携する弁護士法人にその旨をお伝えし、手続きを依頼しました。
後日、公証役場の公証人様にご自宅へ出張していただき、無事に「任意後見契約」を締結できました。将来に備えることができたS様は、安堵されたご様子でした。
今後も、S様が安心して安全にお暮らしいただけるように、お守りしていきたいと思います。

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