★☆支援レポート☆★ 〜お母さまからのご依頼と受け止めて・・・〜
2022年5月2日支援レポート
支援員のIです。
ご高齢の女性会員S様は、娘様とお二人で長年暮らしてこられましたが、近年S様が体調を崩され、やがて寝たきりの生活となりました。そのS様の介護を余儀なくされた娘様は疲労困憊でした。当時は、S様のみ当会の会員で娘様は未入会でした。娘様のフォローこそ必要と、関係者の方々の勧めでご契約されました。
ほどなくS様が2週間程度の入院となり、寂しくも退院を心待ちにする日々を過ごされていました。退院間近に入院先の病院から連絡があり、S様の急変、ご逝去を知ることとなりました。
あまりの驚きに状況が理解できず、急いで病院に駆けつけると、唯々号泣し、パニック症状の娘様は立つ事もできず、呼吸すらままならない状態で看護師さんに付き添われていました。とにかく娘様に寄り添い、生活を立て直すことを優先するしかないとの一念で一つひとつのことに丁寧に誠意をもって向き合いました。
時間をかけ徐々に正気を取り戻され元気になられた娘様から、「何か月振りかに美容院に行ってきました。」と清々しい声で連絡を頂き本当に嬉しく思いました。娘様に入会を勧めて頂いた関係者の方々から、「亡くなったお母様が最後、娘様をきずなの会に入会させていかれたんだと思いますよ」とのお言葉を沢山頂きました。私自身もそう思わずにはいられません。
最後になりますが、亡きS様に娘様は元気に頑張ってみえます。安心して天国から見守ってあげて下さい。と心底より呟くと共に改めてご冥福をお祈り申し上げます。