支援員1年目を終えて
2024年5月28日支援レポート
支援員のTです。この春で入職してから1年が経ちました。
今回は私が担当させていただいた、お一人暮らしの会員I様のお話です。
動物好きなI様のお部屋には、犬や猫のカレンダーや写真がたくさん飾ってありました。ある日、骨折したとのことで連絡が入り、駆けつけた時に初めてお会いしました。診察が終わり、その日はご自宅までお送りしました。
人柄が良く、周りの方からも慕われている印象を持ちました。
その後、受診の付き添いでお会いする度に「寒いから気を付けてね、転ばないようにね。」とお気遣いをいただきました。
暫くし骨折は完治しましたが、今度は体調を崩され、入退院を繰り返す生活となりました。そんな時でも私のことを気遣っていただきましたが、ご自身のことについて「入院は不安だ、家の事が心配だ」とおっしゃっていました。
新人支援員なりに、出来ることを精一杯やろうと決め、担当ケアマネジャーや上司へ報告・相談をしながら、I様の不安を解消できるように努めました。
入院中、I様から「犬と猫のカレンダーが欲しい」と依頼があり、病室までお届けするととても喜んでくださいました。
それから暫くし、入院先の病院でI様は旅立たれました。
またまだ不慣れな若輩者の私を、とても気にかけてくださった方でした。
私の支援が少しでも、I様のお役に立てていたのであれば幸いです。
これからも精進せねばと思う、支援のひとつとなりました。