往復200キロの通院、入院支援

支援員のNです。

今回は、会員S様の通院付き添いに関するお話です。

ご自宅で1人暮らしをされているS様には、脳性麻痺という障害があります。

約10年前に頚椎症を発症され歩行困難となり、以降介護のサポートを受けながら車椅子生活を送っています。

昨年、フェイスブックできずなの会のことを知り、将来に備えて入会されました。

入会時にはすでに血尿・嘔吐等の腎臓結石の症状があり、かかりつけ医から紹介された名古屋市内のN病院を受診しましたが手術は難しいとの事で、次に片道100キロ超の愛知県内のY病院を紹介され受診しました。左腎4センチ、右腎2センチの結石があり、服薬ではあまり効果が期待できないため、S様は激しい痛みが現れる前に最新鋭レーザー砕石装置での手術(TUL)にチャレンジしたいと決意されました。

昨年11月に入院して右腎の手術(TUL)、12月に再入院し左腎の手術(TUL)をして、結石を除去し、無事退院されました。

今年の1月、2月に経過観察の為、Y病院を受診。8月の定期受診でのCT検査で小さな結石が新たに見つかりました。結石のできやすい体質の為、6ヵ月毎に検査をする必要があります。

受診の前後には、S様からご相談ごとや、心のこもったお礼のメールをいただきます。

これからも往復200キロの大変な通院ですが、S様のご希望に添えるようにきずなの会は全力でサポートいたします。

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