★☆支援レポート☆★ ~施設選びの重要性~

支援員のYです。

今回は、市営住宅にお一人でお住まいの92歳女性会員N様のお話です。

N様は一人暮らしの中で少しずつ不安を抱かれ、家で過ごすことが怖くなりました。

そして、遂に在宅生活も限界となり、施設へ入居することに決めました。

N様の寂しがりで几帳面な性格を考えると、大きな施設よりは小さなグループホームがよいのでは、とケアマネさんとも相談し、小さなグループホームへ入居することに決められました。入居後、1~2ヵ月は精神的に不安定になることもありましたが、徐々に落ち着かれ、新しい生活にも慣れてきました。そして心の安定に伴い食欲も増し、笑顔や会話が増え、以前よりお元気になられました。

高齢者施設と一口に言っても種類も規模も様々で、入居者側の介護度や医療的ケアの必要性など状態も同じではありません。その方それぞれの状態や適性を考慮し施設を選ぶことは、その後のQOL(Quality of life:生活の質)にとても影響するのだと、あらためて実感した経験となりました。

今後もお一人おひとりに合わせた支援を心がけたいと思います。

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