身をもって実感したこと

支援員Cです。

今回は、全盲でお一人暮らしの会員A様のお話です。

先日、A様はめまいに襲われ、救急ブザーを押してご自身で救急車を要請されました。

救急隊員から、きずなの会に連絡が入り、A様が搬送された病院へ急いで向かいました。

詳しく検査をしましたが、幸い異常は見つからず、ふらつきを抑える薬を処方していただきました。今日は帰宅してもよいとの事でしたので、タクシーを手配しました。

私はタクシーに追走し、A様が自宅に到着した時間は夜10時を過ぎていました。

当然、周りは真っ暗です。全盲のため、明かりを付けずに自宅へ戻られました。

初めて夜間にご自宅へ伺ったのですが、いつもこの暗闇の中で生活をされ、なかなか気が付かない、目の不自由な方の大変さやご苦労を、身をもって実感いたしました。お一人で過ごされている中、具合が悪くなった時はとても不安だっただろうと思います。

今後も、関係者の方々と連携をとりながら、きずなの会は家族のように寄り添い、

精神的なケアを含め、きめ細やかな支援を心がけていきたいと思います。

***** きずなの会支援事業のご案内 *****

身元保証
入院・転院、施設入居、住宅入居など、ご親族に代わり、きずなの会が身元保証人になります。詳しくはこちら

生活支援
病気・ケガなどの緊急支援をはじめ、日常の生活支援を行います。詳しくはこちら