身をもって実感したこと
2025年2月6日支援レポート
支援員Cです。
今回は、全盲でお一人暮らしの会員A様のお話です。
先日、A様はめまいに襲われ、救急ブザーを押してご自身で救急車を要請されました。
救急隊員から、きずなの会に連絡が入り、A様が搬送された病院へ急いで向かいました。
詳しく検査をしましたが、幸い異常は見つからず、ふらつきを抑える薬を処方していただきました。今日は帰宅してもよいとの事でしたので、タクシーを手配しました。
私はタクシーに追走し、A様が自宅に到着した時間は夜10時を過ぎていました。
当然、周りは真っ暗です。全盲のため、明かりを付けずに自宅へ戻られました。
初めて夜間にご自宅へ伺ったのですが、いつもこの暗闇の中で生活をされ、なかなか気が付かない、目の不自由な方の大変さやご苦労を、身をもって実感いたしました。お一人で過ごされている中、具合が悪くなった時はとても不安だっただろうと思います。
今後も、関係者の方々と連携をとりながら、きずなの会は家族のように寄り添い、
精神的なケアを含め、きめ細やかな支援を心がけていきたいと思います。
