居住環境の大切さ

支援員のSです。今回は、退院前後の支援を行いました会員K様のお話です。

K様は入院中にきずなの会と契約をされました。退院後はご自宅に帰りたいと強く希望されていたので、退院前に担当ケアマネジャー様に同行しK様のお部屋を確認しました。

部屋と部屋との間に段差があり、手すりやエアコンも設置されておらず、退院後に安心・安全に生活が出来る環境ではありませんでした。

そこで退院前のカンファレンスで専門家の方々と話し合いを重ね、K様の希望を尊重し、ご自宅での生活は一室で完結出来るように部屋のレイアウトを変更することになりました。

また、汚れていた寝具の買い替えを希望されましたので、後日、寝具の購入・搬入と福祉用具の設置に立会い、配食サービスの利用開始の手続きを行いました。これまで使用していた石油ストーブについても専門家の方々やK様と話合いをし、エアコンを設置することとなりました。

退院までにいくつかの問題点を担当ケアマネジャー様、関係各所の担当者様、K様と相談しながらひとつひとつ問題点を解決し、おひとりで生活する居住環境を整えることが出来ました。

そして、退院の日を迎え、無事にご自宅での生活が始まりました。

これからもきずなの会は関係者の方々とK様の様子を見守っていきます。

きずなの会は会員様の退院後の生活支援を専門家の方々と連携しながら行っています。

今後も会員様に寄り添いながら、必要な支援を行っていきたいと思っております。

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