会員様を第一に考え、寄り添う支援を。

支援員のSです。

今回は、入院中の会員T様のお話です。以前より懸念されていた透析治療が始まることになり、不安がいっぱいのT様でした。

今後も自宅で生活したいと希望されていましたが、担当ケアマネジャーから透析を行いながら、自宅で服薬管理や食事管理は困難であると説得され、住み慣れた自宅での生活を断念されました。

後日、T様は納得された施設に入居されたものの、1週間後に自室で転倒し、再入院となってしまいました。

入院中に「自宅に戻りたい。」と連絡をいただき、「一度ケアマネさんや専門家の方々と相談してみますね。」とお伝えしました。

T様が納得するまで専門家を交え、カンファレンスを重ねました。ある日、T様から「自宅での生活が困難なら施設を解約して欲しい。病院の方が良い。」と言われ、透析療養のある病院へ転院されることが決まりました。担当ケアマネジャーとT様から「きずなの会の職員さんはしっかり話を聞いて、支援してくれるから助かります。」と、お言葉をいただきました。改めて会員様を第一に考えることは勿論のこと、寄り添うことの大切さに気付きました。

T様が希望されていた自宅での生活は叶わなかったのですが、納得されるまで寄り添えたことは良かったと感じました。今後もT様の意思を尊重し、専門家の方々と連携しながら支援を続けます。

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