支援レポート~会員Y様の入院時の身元保証・施設入所支援~

支援員のRです。

新型コロナウイルス感染者数の高止まりが続いております。きずなの会の職員は引き続き三密を避け、体温測定、マスク着用、手指消毒などの感染予防対策をきちんと続けてまいります。

会員Y様のお話です。

ある日突然Y様より連絡が入りました。「急遽入院となったため病院に来てほしい」とのことでした。急いで入院先へ向かい医師に事情を伺うと、「右足に力が入らないため受診され、脳梗塞で即入院となりました。意識ははっきりしていらっしゃいます」と説明を受けました。ご本人様と面会し、「きずなの会です。本日は入院手続き支援のために伺いました」と挨拶すると「よろしくお願いします」とお返事くださいましたが、その声は憔悴しきっておられました。Y様は今までお元気に過ごされており、車の運転や家庭菜園で野菜作りもされていました。脳梗塞で突然手足が不自由になったご本人様の辛い、悲しいお気持ちをお察し致しました。

2週間後に病状が落ち着き、リハビリ病院へ転院されました。リハビリ見学に行った際、右足に補助装具を付けて、理学療法士の方に支えられながら、お腹に力を入れ姿勢よく、「1、2、1、2」と声を出して一歩一歩前に進んでみえました。身の周りのことを一人で出来るようになるため、懸命に機能訓練を行う姿を拝見し、胸が熱くなり自分自身が励まされる思いでした。

今後はY様のご希望を尊重し、次の受け入れ先を調整していきたいと思います。車イス中心の生活になると思いますが、いつまでもお元気でお過ごしいただけるよう支援していきたいと思います。

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