支援レポート~会員U様の見守り隊~

支援員Nです。

今回は、マンションにお一人でお暮しの会員U様のお話しです。「介護施設にはまだ入りたくない。でも、一人暮らしも心配です。どうしたらいいですか?」との相談を受けました。U様は過去に、ご自宅で転倒されたまま長時間発見されず、しばらく経ってから救急搬送され、そのまま入院されたという経緯がありました。そこで、U様に万が一のことがあった場合、すぐに発見・通報・搬送の連携が取れるように警備会社と契約されることを提案したところ、U様は希望され、アルソックと契約されました。

先日のことですが、アルソックからきずなの会に「外部の方から通報があり出動しました。U様がご自宅で転倒されております」と連絡が入ったので状態を確認すると「頭部より出血があります!」とのことで、「すぐに救急隊を要請してください!」とお伝えしました。救急隊の到着後、搬送先の病院を確認し、私も急ぎ病院へ向かいました。検査の結果、発熱で肺炎と診断(PCR陰性)されそのまま入院となりました。その後、体温も下がりU様はリハビリ病院に転院され、在宅復帰に向け頑張ってリハビリを続けられたのちに退院され、無事ご自宅に戻ることができました。

今回、最初にU様を発見されたのが宅配弁当の配達員さんでした。配達員さんがアルソックに通報し、きずなの会へと連絡が入りましたが、見事な連携プレイで、独り暮らしの方の強い味方となりました。今回携わっていただいた配達員さんとアルソックの方には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、関係者の皆様にお力をお借りしながら敏速な連携でU様を見守っていこうと思います。

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