支援レポート~会員H様の施設入所支援・生活支援~
2021年5月24日支援レポート
支援員Sです。
コロナ禍ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。ワクチン接種や、オリンピック開催など、様々な問題が山積みです。苦しい時こそ、他人を思いやる気持ちが大切ではないでしょうか…。
今回は、私が担当している会員H様の支援を一部ご紹介いたします。H様はお一人暮らしをされていましたが、昨年の暮れに自宅で転倒されました。「24時間見守りサービス」に入られていましたが、通報用のペンダントを身に着けておられなかったため、しばらく通報ができず不安な思いをされたとお聞きました。その後も何度か転倒され足の痛みを訴えられていたため、担当ケアマネジャーと相談し、有料老人ホームにショートステイされることが決まり、きずなの会が身元保証人となり契約いたしました。入所後、服用しているお薬が足りなくなり、かかりつけの薬局と連携して施設に届けていただくなど、H様が安心して滞在できるようお手伝いをしました。老人ホームに滞在中は、気の合う入所者様と楽しそうにお話しされていて、とても賑やかなご様子でした。
年が明け、H様は足の痛みが和らいだため、ご自宅に戻られました。その時もH様と関わる関係機関の支援者が集まり、話し合いの場が設けられました。現在も、H様が安心してご自宅でお過ごしいただけるよう、支援をさせていただきます。近々、切手の売却や身の回りの品物を整理するお手伝いを予定しています。H様のお墓は福岡県にありますので、万が一の時はきずなの会で納骨できるよう詳細をお聞きし、事前に必要経費も弁護士法人へお預けいただいております。生前の会員様のご意向を尊重し、お亡くなりになった後も安心して旅立てるよう支援をしております。
きずなの会は、ご家族同様の支援を心掛けています。何か気になることがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。