★☆支援レポート☆★

支援員のSです。

3月の終り、春の暖かさを感じ始めたころ、10年にわたってお付き合いさせて頂いた会員A様とのお別れがありました。

会員A様はメンタルが不安定になる疾患を抱え、長年苦しんでおられました。2年前からは癌も患い、施設入所をして闘病を続けられていました。
時期と時間を問わず、A様はメンタルの不調で苦しむことがあり、支局の職員だけでなく、夜間休日の支援員・輪番当番・本部事務員のみんなで支えていました。

A様は癌の闘病生活をとおして、気持ちが落ち着く日々が増えていったように思います。大変だった入院生活のこと、信仰している宗教のこと、定年退職した当会の夜勤職員のこと、電話対応した事務職員との会話、ギターをひくことなどを穏やかに話してくださる様になっていました。

 A様がご逝去され、お別れ式でお見送りしてから1か月が経ちましたが、当会の立場上、どの会員様とも“お別れ”しなければならないのは、とても辛いことです。
 しかし、必要としてくださる会員様とご親族の方々がおみえになる限り、前を向いて支援を続けていきたいと思います。

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