★☆支援レポート☆★
2019年10月28日支援レポート
支援員のSです。
8月に亡くなられた会員O様のお話です。
O様は大津市のお生まれですが、各地を転々とされ、遠方で最期を迎えられました。
3年程前、O様は「大津市にある墓地を墓じまいして、お骨を京都の大谷本廟へ納骨したい。」と希望されたので、きずなの会がお手伝いをさせていただきました。当日は入所されている介護施設から介護タクシーで大津まで向かい、墓じまい・納骨と一日がかりの外出となりました。施設へ帰着したのは夕方になりましたが、疲れたご様子もなく「有難う、これでホッとした。楽しい旅でした。」と言われました。その後もお会いする度に、3年前のその日のことを楽しそうに思い出しておられました。
今年の9月末、O様のお骨を大谷本廟へ納骨させていただきました。生前O様から「ご先祖様と同じように納骨してほしい。」と、ご希望を伺っておりましたので、必要な準備は済ませてありました。当日は晴天に恵まれ、O様のご姉妹も納骨式に参列して下さいました。O様とのお約束を無事に終えることができ、心から安堵いたしました。
ご高齢の会員様ご自身にお葬式・納骨のお話をすることは失礼と捉えられる場合もあります。きずなの会は日々の支援の中で信頼関係を築き、会員様のご希望をお聞きし、ご指定の場所や方法で葬儀・納骨支援の準備をさせていただきます。