★☆支援レポート☆★~施設入居に関する支援~

支援員のYです。
今回は、施設入居されました会員H様のお話です。

先日、会員H様から「相談したいことがある」とお電話いただき、ご自宅へお伺いしました。H様は古いアパートの3階にお住まいで、エレベーターがないため、いつも階段を利用されていましたが、先日階段で転倒し救急搬送されました。幸いにも骨折はされておらず、すぐ退院することができましたが、「このままここでの独り生活は不安。何かあっても誰にも気付いてもらえない。施設に入りたい。」とのご相談でした。
早速、H様と一緒に施設を探し、コロナ禍でしたが「静かな施設がいいわ。」とのご要望のもと、いくつかの施設を見学させていただき、無事にご希望に合った施設へ入居することができました。
施設入居にあたり、きずなの会が身元保証人となって入居契約書に署名・捺印をし、入居日当日も立ち会いました。H様は旦那様を亡くされており、ご自宅にはお仏壇とお位牌がありました。施設へはお位牌のみを持っていくとのお考えでしたので、施設入居後、ご自宅にお寺のご住職様に来ていただき、お仏壇の精抜きをしていただきました。また、「必要な物は施設に持っていくので、残ったものは全て処分してほしい」とのご要望でしたので、業者を手配し、自宅に残った物を処分してアパートの引渡し手続きを行いました。それに合わせてライフラインの解約手続きも行い、後日、アパート退去に伴う手続きが全て終了したことをご報告いたしました。「ありがとう。これで安心してここで過ごすことができるわ。」とおっしゃっていただきました。その後、施設の方より「H様はいつも元気で楽しく過ごされておられますよ。」と、うれしいご連絡もいただきました。
これからも会員様が日々安心してお過ごしいただけるように、最後まで精一杯お手伝いさせていただきたいと思います。

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