★☆支援レポート☆★~お洒落な会員Kさん~

支援員のOです。
今回は私の担当している会員K様についてお話させて頂きます。

K様は末期の癌と診断され、病院での生活をしばらく続けられていましたが、その後施設へ移ることになりました。これからは今まで着ていた病衣ではなく、私服生活になるとの事、元々お洒落好きと話されていたK様「入院前、家にいる時によく着ていた洋服がもう一度着たい!できることなら私も一緒に取りに帰りたい」とお話しされていました。
施設へ移動後、職員の方へ相談してみたところ、短時間であれば外出しても構わないとの了承を頂き、早速ご本人と一緒にご自宅へ行きました。選んだ衣類を施設へお持ちすると「本当に嬉しい!こんな事でも生きる希望になった。ありがとう!」と素敵な笑顔をされ喜んでくださいました。

後日受診付き添いのため、ご本人とお会いする機会がありました。ご一緒に選んで持ち出した服を着られ「また自分の気に入っていた洋服が着られるなんて思ってもみなかった。毎日お洒落をするのが楽しみ!本当に感謝している」と話してくださいました。
どんな事であっても、感じ方や思い入れは人それぞれだと思います。それは自分にとってはあまり気にならない事柄であってもその人にとってはかけがえのない重要な事なのかも知れません。K様が喜んでいらっしゃる様子を見ていてそのように感じました。
これからも多くの会員様の笑顔が見られるよう、喜んで頂けるような支援を行っていきたいと思います。

***** きずなの会支援事業のご案内 *****

身元保証
入院・転院、施設入居、住宅入居など、ご親族に代わり、きずなの会が身元保証人になります。詳しくはこちら

生活支援
病気・ケガなどの緊急支援をはじめ、日常の生活支援を行います。詳しくはこちら