2021年 春の彼岸 合同供養祭
2021年4月2日活動報告
2021年3月17日、藤枝市西方にあります盤脚院「藤枝霊園」きずなの会会員専用墓所にて、春の彼岸 合同供養祭を行いました。前夜の強風がうそのような穏やかな春の日差しの中、ご遺族様16名とスタッフ3名が参列いたしました。新型コロナウイルスの影響が続いているため、今回もサロンメンバー皆様の参列は控えていただきました。また、ご遺族様の中にも、遠方からの参列を控えた方もいらっしゃいました。今回、参列が叶わなかった方々の想いも故人様へ届くように供養いたしました。ご住職様も読経の中で、新型コロナウイルスの終息と平穏な日常が戻ってくることを願ってくださいました。そして、最後に「私一人で供養することもできますが、こうしてみなさんと一緒に手を合わせてご供養させていただくことに意味があります。コロナ禍が収まって、いつものように集まっていただけるようになるといいですね。」と、お話しされました。
藤枝市の隣の焼津市から参列してくださった故A会員様のお姉様と甥御様は、今回で供養祭は2回目でした。A様は静岡からも焼津からも少し離れたところにお住まいでしが、お姉様は「弟のAがきずなの会のお墓を選んだのは、あの子が私のそばに来たかったのだろうと思っています。月命日のころ、仕事の休日に合わせてお参りに来ています。本当は、生きているうちにもっと気にかけてあげればよかったのに。」とおっしゃっていました。悔やまれる気持ちも十分に伝わってきましたが、こんなにも弟様のことを想ってくださるお姉様がいらっしゃってA 様は幸せでしょう。きっと、あちらの世界からお姉様たちを見守ってくださっていることと思います。